宮川流域のなかまたち

 私たちの豊かな生活とひきかえに、世界中で絶滅の危機にさらされている動植物が非常に多くなっているそうです。多様な生物が棲むことができる環境は、人間にとっても安全で豊かな環境ではないでしょうか。幸い、宮川流域では豊かな自然が多く残っているため、貴重な生態系を観ることができます。そのいくつかをここで紹介します。今後もこの仲間たちと共に生きていくために、私たちは今、何をすればいいのでしょうか。


オオダイガハラサンショウウオ
大台ケ原で最初に発見された背面全体が黒色の大型サンショウウオで、大きさは13〜18cmほど。県の天然記念物に指定されています。
[写真提供:西 要司さん(宮川村)]


アサマリンドウ
(リンドウ科リンドウ属)
伊勢の朝熊山でよくみられることから名付けられたそうです。背丈は10cm少し、花びらの直径も2〜3cmと小ぶりで、10月ごろ開花する多年草です。苞の先端に丸みがあり、葉縁に波状のしわが見られるなど、普通のリンドウとは多くの相違点があります。
[写真提供:三重県紀北県民局農林水産商工部]


セグロセキレイ
(スズメ目セキレイ科)
川辺を好み、宮川流域なら、ほとんどいつでもどこでも見られるセグロセキレイ。実は、世界的に見ると日本だけにしか生息しない貴重な鳥です。ありふれたものの大切さに、気づかせてくれるような気がしますね。
[写真提供:小坂 里香さん(度会町)]


ネコギギ
(ナマズ目ギギ科)
ギギという魚の仲間で、伊勢湾および三河湾に注ぐ河川の中・上流域のみに生息しています。生息する数が極めて少ないため、国の天然記念物に指定されています。宮川流域でもネコギギの生息が確認されていますが、採取することは禁止されているので注意してください。
[写真提供:西 要司さん(宮川村)]



はじめのページへ