平成29年度
宮川プロジェクト活動報告会&講演会
写 真 館!

平成30年3月3日(土)、宮川プロジェクト活動報告会&講演会が伊勢市にて開催されました!
 このページでは、その様子をご報告します!



今年は、県伊勢庁舎の隣にある伊勢市労働福祉会館を会場に「宮川プロジェクト活動報告会&講演会」を開催しました。 最初に堀畑事務局長から開会にあたり挨拶をさせていただきました。今回は、二部構成で第一部では宮川流域で活動している団体の活動報告会、第二部では講演会を開催しました。 会場には宮川プロジェクト登録団体の方をはじめ、一般の方もたくさん参加いただきました。
第一部活動報告会の1番目は、宮川流域案内人の会副会長の中野喜吉さんから「長江流域生物多様性保護活動第三回子ども環境教育サミット」について報告いただきました。 宮川流域案内人の活動を振り返った後、中華人民共和国・四川省で開催された子ども環境教育サミットでの発表の様子を報告いただきました。 また、宮川流域案内人が取り組んでいるエコミュージアムの理念のもと豊かな自然や伝統文化を大切にしながら発展していくことの重要性を発表いただきました。
2番目に多気町勢和地域資源保全・活用協議会事務局の高橋幸照さんから「多面的機能支払交付金を活用した取組について」報告をいただきました。 一つの集落では維持することができない農道や水路などの農村資源を10集落が協同することで維持していく取組や、遊休農地を活用した学校教育との連携の取組を発表いただきました。 人口減少が進むなか、人と人がつながり資源や環境を守り子どもたちを育てていくことの重要性を発表いただきました。
3番目にNPO法人大杉谷自然学校校長の大西かおりさんから「宮川流域における伝統漁法の継承のための環境教育」について報告いただきました。 ”しゃくり”をしなくなった子どもたちに危機感を感じ、宮川上流域で5年前から伝統漁法の継承や保存に取り組んでいるということです。 ダム建設前の宮川の美しさや伝統漁法など美しく豊かであった宮川とその川と共にあったくらしを次世代に引き継いでいくことの大切さを発表いただきました。
最後は戸畔(とべ)の会代表西村元美さんと谷口満穂さんから「都に続く縁(えにし)の道を歩く」について報告いただきました。 平成24年度から大紀町錦の言い伝えや、祭り、方言などの調査から「一枚紙芝居」を作成・披露するとともに、奈良の都との繋がりやその経路をたどる活動を進めているということです。 平成32年(2020年)の「日本書紀」編纂1300年を目標に錦から奈良の都へと繋がる「魚の道」をたどる取組を継続していくと発表いただきました。
活動報告会終了後、宮川プロジェクトに賛同いただき長年の取組の成果を一冊の書籍にまとめて出版された宮川流域案内人の田村陽一さんを紹介させていただきました。 こちらの書籍が田村陽一さんが出版された「宮川流域の遺跡を歩く」です。 第二部の講演会は、中京大学文学部学芸員の千枝大志さんから「宮川水系下流域の知られざる歴史と文化〜《史的証拠》に裏付けられた地域振興の新秘訣の探り方〜」について講演いただきました。
伊勢の町の豊富な史的証拠を活かした地域振興の一つの例として、山田羽書(やまだはがき)から学ぶ伊勢の高度な金融・信用の構造や伊勢の町並みを解説していただきました。 また、かつて伊勢信仰を広めたり参拝者の宿泊、観光などの世話をした伊勢御師(いせおんし)の丸岡宗大夫邸の維持と史料の保存の必要性を講義いただきました。 最後は歴史的史料の保存と史的証拠の活用により地域振興を図っていくことの重要性や考え方について講義いただきました。
活動報告会と講演会を通して参加者からも積極的に質問がなされ充実した内容となりました。



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